| 口鼻臭臨床研究会 第一回学術集会2006 市民公開講座 |
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からだから出るガス
1)おなら、体臭について
植田秀雄
いろんな分類のし方がありますが、体のつくるガスは大別して2種類あります。
一つは体自体の細胞代謝から出るガス、もう一つは体に寄生している細菌がつくるガス。このことをごっちゃにして
おりますと、後の話が単なる知識の羅列になり、問題を抱えたときに対処を間違ってしまうことになります。
次に、体の中でできたガスの「流れ」を知っておく必要があります。
たとえば、口臭の原因の一つに胃が悪いときに、とよく言われます。しかし、これは正しくありません。
腸でできたガスは、下から出ればおなら、上から出れば呼気ですが、おならの(におい)成分がそのまま出ているでしょうか?
これも正しくありません。
もう一つ、我々の体について知っておかねばならないことがあります。
図は、体に寄生している細菌のことです。各部位によって大きく異なりますが、皮膚表面から、
腸内まで在りとあらゆるところにさまざまな細菌が寄生しております。腸内細菌が最も多くて100兆個と言われています。
細胞の数が、60兆個ですので遥かに細菌の数が多いのです。
この3つのことを踏まえて、色々と考えていかねばいけないと思います。
ここでは、おなら(腸内ガス)と体臭について、余り知られていない知見を
トピックスとしてお話したいと思います。
植田秀雄 プロフィール
ミトレーベン研究所 代表
1944年奈良県生まれ
1971年大阪大学大学院修士(Bio-inorganic Chemistry専攻)修了、分析機器、臨床検査、及びガスセンサ機器、
各メーカ企画・開発部門を経て、1992年ミトレーベン研究所創設、
1997年日本呼気病態生化学研究会設立に参画、現在に至る。
研究テーマ:生体ガス分析とその実用化、および健康維持手法の開発、実践
連絡先:〒560-0001大阪府豊中市北緑丘2丁目1-23-1205
h-ueda@mitleben.com
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